ミッション修理。
土曜日に時間が空いたので、M20のギヤボックスを修理しました。
キックペダルの軸のサイズが新旧で違い、旧に付いていたペダルの方が軸が小さい。
なので旧ブッシュと新ブッシュを交換しました。
上が旧カバー、左がキック側の穴になります。
こう見ても新の方が穴が大きいですね。
サイズも
こちらが旧ブッシュ
1mm以上違います。
旧にカラーを作る事も考えましたが相当な精度を求められます。
少しでも小さいとオイル漏れを起こす場所です。
なので旧の外径を削ります。
旋盤がきったねー。
(ちなみにこのクイックチェンジツールポストとバイトホルダーは自作です。)
旋盤のチャックの爪が大きいので内径で掴めません、なので小さいチャックで掴ませて、それを掴みます。
この後の写真を撮り忘れました、ノギス目で36.70mmまで削りカバーに万力で圧入しました。
キックスプリングは根元で完全に折れていたので、旧から外し取り付けました。
ケース内のギヤのリンクは動きは良いので外す事無くそのまま蓋をします。
元通りにしてキック、動きは良いです
2回のキックでエンジンが掛りました
喜んだのも束の間、やはりギヤが動きません
プライマリーカバーからも金属音がカチンカチン鳴っています。
クラッチもうまく機能していません。
何故だ!
ここで時間切れです。
もう一度クラッチを分解するか、、、何か変な組み方したかな?