乗っちゃった。
午前中に突然修理屋さんから電話がきてM20が仕上がったと言われました。
タンクパッドが取れているのはご愛敬
仕事そっちのけですぐに向かいましたよ
エンジンの掛け方を教えてもらいます。
前もって掛けていた様で直ぐにエンジンが掛りました。
今まで聞いた事の無い排気音です、低音が訊いていとても心地の良い音です。
取り敢えずアイドリングさせてM20を見て周りチェックします。
スイッチ類・クラッチ・ギヤ・ブレーキとチェックしてヘルメットを被り、いざ試乗。
ギヤは1速がシフトアップ、2速以降がシフトダウン。
エンジンは快調!ギヤを2速へ入れます(この間終始笑顔)
3速へ入れてスピードは恐らく50キロ程度。
フレームがグニャ~と曲がってゆくような感覚と共に、ロングストロークのサイドバルブ・単気筒という異次元のエンジンフィーリングに完全に参ってしましました。
振動やメカノイズもまったく気にならず、体感するのは風と排気音のみ。
まるで初めてオートバイの乗った時の様な感覚です。
???なぜ???
訳がわからず歩道へ寄せて点検します。
エンジンは元気よく回ってますが、前に進まない。
仕方がないので車両を押して元の場所へ。
店に戻って点検してみるとクラッチの付け根に異常を発見しました。
プッシュロッド式のクラッチなのですが、プッシュロッドを押す固定ボルトがプッシュロッドと共に回ってしまっていました。クラッチを切ろうとレバーを握ると勝手に固定ボルトが回ってしまい、ワイヤーが張っている状態から伸びきった状態になってしまいます。
真ん中がクラッチアーム、画像からはわかりませんがここの根本が悪さをしています。
対策を考えてもう一度修理してもらいます。
問題はそれだけですが走らないので、今日は試乗のみとして置いて帰る事にしました。
あーしまった!動画を撮れば良かった